さくらインターネットでDKIMを設定する手順
メールの電子署名を検証するための公開鍵を置くレコードです。さくらインターネットのDNS設定画面から追加する手順をご案内します。
図は、さくらインターネットの実際の画面です (2026年8月時点。ドメイン名と会員情報は、伏せてあります)。 画面や名称は、変更される場合がありますので、不明な点は、公式ヘルプもあわせてご確認ください。
入力する値
| ホスト名(名前) | セレクタ._domainkeyセレクタは、メールサービス側が決めます (RFC 6376 セクション3.6.2.1)。例えばセレクタが google なら google._domainkey です。値そのものも含めてメールサービスの管理画面に表示されたものをそのまま使ってください。 |
|---|---|
| 種別(タイプ) | TXT |
| 値 | v=DKIM1; k=rsa; p=MIIBIjANBgkq...公開鍵は、長い文字列です。改行や空白が混ざると検証に失敗するため、コピーした内容をそのまま貼り付けてください。事業者によっては、CNAMEで設定する方式を案内している場合があり、その場合は、メールサービス側の指示に従います。 |
値の例は、あくまで例です。あなたのドメイン用の値は、DKIMの診断で確認できます。
DKIMで間違えやすい点
セレクタ名を推測しない
セレクタは、任意の文字列を取れるため、よくある名前を当てはめても一致するとは限りません。メールサービスの管理画面に表示されている名前をそのまま使ってください。
ホスト名にアンダースコアが入る
_domainkey は、アンダースコアで始まります。管理画面によっては、入力を弾いたり、警告を出したりすることがありますが、DNSとしては、正しい名前です。
鍵は 2048 bit を選ぶ
1024 bit 未満の鍵は、仕様上有効と見なされません (RFC 8301 セクション3.2)。選べる場合は、2048 bit を選んでください。
設定手順
ドメインコントロールパネルを開く
ブラウザで https://secure.sakura.ad.jp/menu/ を開き、会員IDと会員メニューパスワードでログインします。「契約情報」にある「契約中のドメイン一覧」を押すとドメインコントロールパネルの「さくらのドメイン一覧」が開きます。https://secure.sakura.ad.jp/domain/ を直接開いても同じ画面に入れます。
会員メニューの「契約情報」にあります。「契約中のサービス一覧」ではありません。(図をクリックすると拡大します) 対象ドメインの「ゾーン」を開く
左の「さくらのドメイン」を開き、一覧で対象ドメインのゾーン状態を確認します。対象行の右端にある「ゾーン」を押します。「Whois」は、登録者情報の画面で、DNSレコードの設定先ではありません。
対象ドメインの行にある「ゾーン」を押します。撮影用ドメイン名は、画像から除いてあります。(図をクリックすると拡大します) ゾーンが未設定なら「詳細設定」で作成する
「現在、このドメインにはゾーン設定がされていません」と出た場合だけ、「さくらのDNSに設定する(詳細設定)」の「追加して設定」を押します。空のゾーンにはNSレコードが自動作成されます。すでにレコード一覧と「編集」が表示される場合、この手順は、飛ばします。
この画面が出るのはゾーンが未設定のときだけです。すでにレコード一覧が出る場合は、次へ進みます。(図をクリックすると拡大します) 「編集」を押し、レコードを追加して保存する
レコード一覧の下にある「編集」を押します。「レコード追加」でエントリ名・タイプ・データを入力して「追加」を押し、一覧に入ったことを確認して右下の「保存」で確定します。DNSチェックは、A・MX・CNAMEの宛先を確認する機能です。TXTではチェックを外して構いません。TTLを個別指定しない場合は、「TTLの指定」を外したままにします。
DKIMのときに入れる値
- ホスト名(名前)
セレクタ._domainkey- 種別(タイプ)
TXT- 値
v=DKIM1; k=rsa; p=MIIBIjANBgkq...
公開鍵は、長い文字列です。改行や空白が混ざると検証に失敗するため、コピーした内容をそのまま貼り付けてください。事業者によっては、CNAMEで設定する方式を案内している場合があり、その場合は、メールサービス側の指示に従います。あなたのドメイン用の値を診断で確認する
「追加」で一覧に入れた後、右下の「保存」を押して確定します。(図をクリックすると拡大します)
さくらインターネットでつまずきやすい点
- 最初に対象ドメインのネームサーバーを確認してください。NS1.DNS.NE.JP と NS2.DNS.NE.JP 以外ならさくらの画面で追加しても使われません。現在指定されているネームサーバーの提供元で設定します。
- さくらのレンタルサーバに追加したドメインではサーバーコントロールパネルの「ドメイン/SSL」→対象ドメインの「設定」→「DNSレコード設定」から編集する場合があります。対象ドメインがドメインコントロールパネルに見つからない場合は、レンタルサーバ側を確認してください。
- ドメインを他社へ移管してもDNSの管理先が自動的に移るとは限りません。移管後も NS1.DNS.NE.JP と NS2.DNS.NE.JP を使うならさくら側、ネームサーバーも変更したなら新しいDNS事業者側で編集します。
- レコードを「追加」しただけでは確定せず、最後に「保存」が必要です。
- MX・CNAMEなど、データ欄にホスト名を入れる種類は、宛先の末尾に .(ドット)が必要です。付けないと対象ドメイン名が自動補完され、意図しない宛先になります。
- ドメイン本体は、@、DMARCは、_dmarc、DKIMは、「セレクタ._domainkey」のように入力します。設定後は、再診断し、意図した完全修飾名に公開されていることを確認してください。
設定先のUI
会員メニュー → 契約中のドメイン一覧 → ドメインコントロールパネル → ゾーン → 編集