メールヘッダー解析
受信したメールのヘッダーから、受信側が実際に下した認証の結果を読み取ります。 DNSの設定が正しくても認証に失敗することがあり、その原因はヘッダーにしか残りません。
Gmailなら、メールを開いて右上のメニューから「メッセージのソースを表示」で取得できます。 先頭の数十行だけでも判定できます。
貼り付けた内容はこのブラウザの中だけで処理され、サーバーには送信されません。 下に出る「このセレクタで診断する」を押したときだけ、そのドメイン名とセレクタが 診断に使われます。
ヘッダーを見ると何が分かるか
- 実際に使われたDKIMのセレクタ — DNSを外から探す方法では、 セレクタが独自の文字列だと見つけられません。ヘッダーの
s=には 実際に使われた値が残っています - 受信側が下した判定 — 設定が正しいかどうかではなく、 相手のサーバーがどう扱ったかが分かります
- FromとReturn-Pathのずれ — SPFが評価するのはReturn-Path、 DMARCが見るのはFromです。メール配信サービスを使うとこの2つが別ドメインになり、 SPFが成功していてもDMARCのアライメントに通らないことがあります
DNS側の設定もあわせて確認する
ヘッダーは「受信側がどう判定したか」を示します。設定そのものに問題があるかどうかは、 ドメインを診断すると分かります。
ドメインを診断するセレクタの読み方は DKIMセレクタの確認方法 でくわしく説明しています。