XServerドメインでMXを設定する手順
そのドメイン宛のメールを受け取るサーバーを指定するレコードです。XServerドメインのDNS設定画面から追加する手順をご案内します。
図はXServerドメインの実際の画面です (2026年8月時点。ドメイン名と会員情報は伏せてあります)。 画面や名称は変更される場合がありますので、不明な点は公式ヘルプもあわせてご確認ください。
入力する値
| ホスト名(名前) | 空欄、または @サブドメインで受信する場合を除き、ドメイン本体に設定します。 |
|---|---|
| 種別(タイプ) | MX |
| 値 | aspmx.l.google.com (優先度 1)MXには優先度の欄があります。数字が小さいほど先に試されます。値にはIPアドレスではなくホスト名を書いてください。 |
値の例はあくまで例です。あなたのドメイン用の値はMXの診断で確認できます。
MXで間違えやすい点
IPアドレスを直接書かない
MXにはホスト名を指定する必要があります (RFC 5321 §5.1)。IPアドレスを直接書くと、多くの送信サーバーが配送できません。
参照先がCNAMEになっていないか
MXが参照するホスト名は CNAMEであってはいけません (RFC 2181 §10.3)。名前解決自体はできてしまうため気づきにくい問題です。
メールを使わないなら Null MX を設定する
そのドメインでメールを受け取らないなら、優先度 0、ホスト名 . のMXレコード (Null MX、RFC 7505) を設定して明示できます。MXを設定しないままだと、送信側はWebサーバー宛に配送を試みます。
設定手順
XServerアカウントから XServer Domain を開く
ブラウザで https://secure.xserver.ne.jp/xapanel/login/xserver/ を開き、ログインします。画面上部の「サービス管理」を押し、「ご利用中のサービス」にある「XServer Domain」を選ぶとドメインの一覧が開きます。レンタルサーバーのサーバーパネルとは別の画面です。
「ご利用中のサービス」の側から XServer Domain を開きます。レンタルサーバーは別のサービスです。(図をクリックすると拡大します) 対象ドメインのメニューから「DNSレコード設定」を開く
一覧で対象ドメインの行を確認し、右端にある縦三点のメニューを押します。出てくる項目のうち「DNSレコード設定」を選びます。「Whois情報設定」は、登録者情報の画面で、DNSレコードの設定先ではありません。
ドメイン名ではなく、行の右端にある縦三点のメニューから開きます。(図をクリックすると拡大します) ネームサーバーが XServer Domain に向いているか確認する
同じメニューの「ネームサーバー設定」を開き、「ドメイン適用先サービス」を見ます。「XServer Domain」が選ばれていれば次の手順で追加した値がそのまま公開されます。「その他のサービスで利用する」が選ばれている場合、DNSの実体は、入力欄に並ぶ事業者の側にあります。その事業者の画面で設定してください。ここを XServer Domain に変えると現在そのネームサーバーで公開しているレコードが一斉に切り替わるため、意図しない場合は、変更しないでください。
「その他のサービスで利用する」が選ばれている間は、この画面に入れた値は、外から引けません。(図をクリックすると拡大します) 既存のレコードを確認して追加画面へ進む
DNSレコード設定の一覧で同じ種別のレコードが既に無いか確認します。特に v=spf1 で始まるTXTが2本になると受信側は、評価を打ち切ります。確認できたら「DNSレコード設定を追加する」を押します。
ここに並ぶ NS は XServer Domain のものです。ネームサーバーを他社に向けていても同じ表示になります。(図をクリックすると拡大します) 入力して「確認画面へ進む」→「設定を追加する」で確定する
ホスト名・種別・内容を入力します。ドメイン本体に設定するものはホスト名を空欄にします。TTLは3600のままで構いません。「確認画面へ進む」を押し、次の画面で内容を確かめてから「設定を追加する」を押すと登録されます。入力する種別・ホスト名・内容はこの手順の直下にも再掲します。
MXのときに入れる値
- ホスト名(名前)
空欄、または @- 種別(タイプ)
MX- 値
aspmx.l.google.com (優先度 1)
MXには優先度の欄があります。数字が小さいほど先に試されます。値にはIPアドレスではなくホスト名を書いてください。あなたのドメイン用の値を診断で確認する
ホスト名欄の右にドメイン名が出ます。入力するのはその前の部分だけです。ドメイン本体なら空欄にします。(図をクリックすると拡大します)
XServerドメインでつまずきやすい点
- エックスサーバー本体 (レンタルサーバー) のサーバーパネルとは別の画面です。XServerアカウントの「サービス管理」から「XServer Domain」を開きます。レンタルサーバーを契約していなくても、この画面からDNSレコードを設定できます。
- ネームサーバーが XServer Domain に向いていないとき、この画面で追加した値は、外から引けません。画面には警告が出ず、ns1〜ns3.xdomain.ne.jp のNSレコードが並んで見えるため、効いているように見えます。先に「ネームサーバー設定」で「ドメイン適用先サービス」を確認してください。
- ドメイン本体に設定するレコードは、ホスト名を空欄にします。@ を入れると「ホスト名の記述が正しくありません」というエラーになり、先へ進めません。他社の画面で @ を使う習慣があるときは、ここで止まります。
- ホスト名欄の右にドメイン名が固定で表示されます。入力するのはその前の部分だけです (DMARCなら _dmarc、DKIMなら「セレクタ._domainkey」)。
- 「確認画面へ進む」を押しただけでは登録されません。次の画面の「設定を追加する」を押すまで確定しません。
- 優先度の欄はMXとSRVでだけ使われます。TXTレコードでは空欄のままで構いません。
- 「この機能は上級者向けの機能です」という注意が出ますが、外部のメールサービスに合わせてSPF・DKIM・DMARCを設定する場合は、この画面で行います。
- ホスト名欄の書き方は事業者によって異なります。_dmarc のように短く書く方式と_dmarc.example.jp のように全体を書く方式があり、間違えると _dmarc.example.jp.example.jp というレコードができて反映されません。設定後に必ず再診断して確認してください。
設定先のUI
XServerアカウント → サービス管理 → XServer Domain → 対象ドメインの操作メニュー → DNSレコード設定