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Azure DNSDKIMを設定する手順

メールの電子署名を検証するための公開鍵を置くレコードです。Azure DNSのDNS設定画面から追加する手順をご案内します。

画面や名称は変更される場合があります。不明な点は公式ヘルプもあわせてご確認ください。

入力する値

ホスト名(名前)セレクタ._domainkey

セレクタはメールサービス側が決めます (RFC 6376 §3.6.2.1)。例えばセレクタが google なら google._domainkey です。値そのものも含めて、メールサービスの管理画面に表示されたものをそのまま使ってください。

種別(タイプ)TXT
v=DKIM1; k=rsa; p=MIIBIjANBgkq...

公開鍵は長い文字列です。改行や空白が混ざると検証に失敗するため、コピーした内容をそのまま貼り付けてください。事業者によってはCNAMEで設定する方式を案内している場合があり、その場合はメールサービス側の指示に従います。

値の例はあくまで例です。あなたのドメイン用の値はDKIMの診断で確認できます。

DKIMで間違えやすい点

  • セレクタ名を推測しない

    セレクタは任意の文字列を取れるため、よくある名前を当てはめても一致するとは限りません。メールサービスの管理画面に表示されている名前をそのまま使ってください。

  • ホスト名にアンダースコアが入る

    _domainkey はアンダースコアで始まります。管理画面によっては入力を弾いたり、警告を出したりすることがありますが、DNSとしては正しい名前です。

  • 鍵は 2048 bit を選ぶ

    1024 bit 未満の鍵は仕様上、有効と見なされません (RFC 8301 §3.2)。選べる場合は 2048 bit を選んでください。

設定手順

  1. DNS ゾーンを開く

    Azure ポータルで「DNS ゾーン」の概要ページに移動し、対象のゾーンを選択します。

  2. レコードセットを表示する

    「レコードセット」を選ぶと現在のレコードセットが一覧表示されます。同じ名前と種類のセットが既に無いか確認します。

  3. レコードを入力する

    追加先のレコードセットの横にある編集アイコンを選び、各フィールドに値を入力します。該当するセットが無ければ新規に作成します。

  4. 適用する

    ページ下部の「適用する」を選択して設定を保存します。

Azure DNSでつまずきやすい点

  • Azure DNS は「レコードセット」という単位で扱います。同じ名前・同じ種類のレコードの集まりが 1 つのレコードセットで、1 セットに最大 20 レコードまで入ります。既に同じ名前と種類のセットがある場合は、新規作成ではなく既存セットの編集アイコンから追加します。
  • 入力しただけでは保存されません。ページ下部の「適用する」を押して確定します。
  • ゾーンの頂点 (名前が @) の NS レコードと SOA レコードは、ゾーン作成時に自動で作られます。Azure DNS のネームサーバーを削除・変更することはできません。
  • レジストラ側のネームサーバーをこのゾーンのもの (*.azure-dns.com など) に向けていないと、ここでの設定は反映されません。
  • ホスト名欄の書き方は事業者によって異なります。_dmarc のように短く書く方式と、_dmarc.example.jp のように全体を書く方式があり、間違えると _dmarc.example.jp.example.jp というレコードができて反映されません。設定後に必ず再診断して確認してください。

設定先のUI

DNS ゾーン → 対象ゾーン → レコードセット

Azure DNSの公式ヘルプを見る(外部サイトが新しいタブで開きます)

設定できたら再診断で確認

反映されているかどうかは、設定画面を見るだけでは分かりません。再診断で外から見える状態を確認してください。

再診断する