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Google Cloud DNSDKIMを設定する手順

メールの電子署名を検証するための公開鍵を置くレコードです。Google Cloud DNSのDNS設定画面から追加する手順をご案内します。

画面や名称は変更される場合があります。不明な点は公式ヘルプもあわせてご確認ください。

入力する値

ホスト名(名前)セレクタ._domainkey

セレクタはメールサービス側が決めます (RFC 6376 §3.6.2.1)。例えばセレクタが google なら google._domainkey です。値そのものも含めて、メールサービスの管理画面に表示されたものをそのまま使ってください。

種別(タイプ)TXT
v=DKIM1; k=rsa; p=MIIBIjANBgkq...

公開鍵は長い文字列です。改行や空白が混ざると検証に失敗するため、コピーした内容をそのまま貼り付けてください。事業者によってはCNAMEで設定する方式を案内している場合があり、その場合はメールサービス側の指示に従います。

値の例はあくまで例です。あなたのドメイン用の値はDKIMの診断で確認できます。

DKIMで間違えやすい点

  • セレクタ名を推測しない

    セレクタは任意の文字列を取れるため、よくある名前を当てはめても一致するとは限りません。メールサービスの管理画面に表示されている名前をそのまま使ってください。

  • ホスト名にアンダースコアが入る

    _domainkey はアンダースコアで始まります。管理画面によっては入力を弾いたり、警告を出したりすることがありますが、DNSとしては正しい名前です。

  • 鍵は 2048 bit を選ぶ

    1024 bit 未満の鍵は仕様上、有効と見なされません (RFC 8301 §3.2)。選べる場合は 2048 bit を選んでください。

設定手順

  1. ゾーンを開く

    Google Cloud コンソールで Cloud DNS の「ゾーン」ページを開き、対象のマネージドゾーン名をクリックします。

  2. レコードセットの作成へ進む

    「ゾーンの詳細」ページで「標準を追加」をクリックし、「レコードセットの作成」ページを開きます。

  3. 各欄を入力する

    「DNS 名」にホスト名、リソースレコードのタイプに TXT、「TTL」と「TTL ユニット」に保持期間を入力します。値は引用符で囲みます。

  4. 作成する

    「作成」をクリックして保存します。

Google Cloud DNSでつまずきやすい点

  • TXTの値は引用符で囲む必要があります。v=DMARC1; p=none のように裸で入れるとエラーになります。
  • 255バイトを超えるTXT (DKIMの公開鍵が該当します) は255バイトずつに分割し、それぞれを引用符で囲んで並べます。1レコード全体の上限は1,000文字です。
  • レジストラ側のネームサーバーがこのゾーンのものになっていないと、ここでの設定は反映されません。ゾーンの詳細画面に表示されるネームサーバーと、実際にドメインへ設定されている値が一致しているか確認してください。
  • ホスト名欄の書き方は事業者によって異なります。_dmarc のように短く書く方式と、_dmarc.example.jp のように全体を書く方式があり、間違えると _dmarc.example.jp.example.jp というレコードができて反映されません。設定後に必ず再診断して確認してください。

設定先のUI

Cloud DNS → ゾーン → 対象のマネージドゾーン → 標準を追加

Google Cloud DNSの公式ヘルプを見る(外部サイトが新しいタブで開きます)

設定できたら再診断で確認

反映されているかどうかは、設定画面を見るだけでは分かりません。再診断で外から見える状態を確認してください。

再診断する