Amazon Route 53でDKIMを設定する手順
メールの電子署名を検証するための公開鍵を置くレコードです。Amazon Route 53のDNS設定画面から追加する手順をご案内します。
画面や名称は変更される場合があります。不明な点は公式ヘルプもあわせてご確認ください。
入力する値
| ホスト名(名前) | セレクタ._domainkeyセレクタはメールサービス側が決めます (RFC 6376 §3.6.2.1)。例えばセレクタが google なら google._domainkey です。値そのものも含めて、メールサービスの管理画面に表示されたものをそのまま使ってください。 |
|---|---|
| 種別(タイプ) | TXT |
| 値 | v=DKIM1; k=rsa; p=MIIBIjANBgkq...公開鍵は長い文字列です。改行や空白が混ざると検証に失敗するため、コピーした内容をそのまま貼り付けてください。事業者によってはCNAMEで設定する方式を案内している場合があり、その場合はメールサービス側の指示に従います。 |
値の例はあくまで例です。あなたのドメイン用の値はDKIMの診断で確認できます。
DKIMで間違えやすい点
セレクタ名を推測しない
セレクタは任意の文字列を取れるため、よくある名前を当てはめても一致するとは限りません。メールサービスの管理画面に表示されている名前をそのまま使ってください。
ホスト名にアンダースコアが入る
_domainkey はアンダースコアで始まります。管理画面によっては入力を弾いたり、警告を出したりすることがありますが、DNSとしては正しい名前です。
鍵は 2048 bit を選ぶ
1024 bit 未満の鍵は仕様上、有効と見なされません (RFC 8301 §3.2)。選べる場合は 2048 bit を選んでください。
設定手順
ホストゾーンを開く
Route 53コンソールで「Hosted zones」から対象ドメインを開きます。
画面キャプチャは準備中ですNSの一致を確認
ゾーン内のNSレコードが、実際にドメインに設定されているネームサーバーと一致しているか確認します。
画面キャプチャは準備中ですレコードを作成
「Create record」でRecord name・Record type・Valueを入力し、「Create records」を押します。
画面キャプチャは準備中です
Amazon Route 53でつまずきやすい点
- 同じドメインのホストゾーンが複数存在することがあります。レジストラのNSが向いている方を編集しないと反映されません。ゾーンのNSレコードと、ドメインの実際のNSが一致しているか確認してください。
- TXTの値はダブルクォートで囲む必要があります。囲み忘れると保存時にエラーになります。
- 255文字を超えるTXT (DKIMの公開鍵など) は、複数の文字列に分割してスペースで区切ります。
設定先のUI
Route 53 → Hosted zones → 対象ゾーン → Create record