Amazon Route 53でMXを設定する手順
そのドメイン宛のメールを受け取るサーバーを指定するレコードです。Amazon Route 53のDNS設定画面から追加する手順をご案内します。
画面や名称は変更される場合があります。不明な点は公式ヘルプもあわせてご確認ください。
入力する値
| ホスト名(名前) | 空欄、または @サブドメインで受信する場合を除き、ドメイン本体に設定します。 |
|---|---|
| 種別(タイプ) | MX |
| 値 | aspmx.l.google.com (優先度 1)MXには優先度の欄があります。数字が小さいほど先に試されます。値にはIPアドレスではなくホスト名を書いてください。 |
値の例はあくまで例です。あなたのドメイン用の値はMXの診断で確認できます。
MXで間違えやすい点
IPアドレスを直接書かない
MXにはホスト名を指定する必要があります (RFC 5321 §5.1)。IPアドレスを直接書くと、多くの送信サーバーが配送できません。
参照先がCNAMEになっていないか
MXが参照するホスト名は、CNAMEであってはいけません (RFC 2181 §10.3)。名前解決自体はできてしまうため気づきにくい問題です。
メールを使わないなら Null MX を設定する
そのドメインでメールを受け取らないなら、優先度 0、ホスト名 . のMXレコード (Null MX、RFC 7505) を設定して明示できます。MXを設定しないままだと、送信側はWebサーバー宛に配送を試みます。
設定手順
ホストゾーンを開く
Route 53コンソールで「Hosted zones」から対象ドメインを開きます。
画面キャプチャは準備中ですNSの一致を確認
ゾーン内のNSレコードが、実際にドメインに設定されているネームサーバーと一致しているか確認します。
画面キャプチャは準備中ですレコードを作成
「Create record」でRecord name・Record type・Valueを入力し、「Create records」を押します。
画面キャプチャは準備中です
Amazon Route 53でつまずきやすい点
- 同じドメインのホストゾーンが複数存在することがあります。レジストラのNSが向いている方を編集しないと反映されません。ゾーンのNSレコードと、ドメインの実際のNSが一致しているか確認してください。
- TXTの値はダブルクォートで囲む必要があります。囲み忘れると保存時にエラーになります。
- 255文字を超えるTXT (DKIMの公開鍵など) は、複数の文字列に分割してスペースで区切ります。
設定先のUI
Route 53 → Hosted zones → 対象ゾーン → Create record