Amazon Route 53でSPFを設定する手順
そのドメインからメールを送ってよいサーバーを宣言するレコードです。Amazon Route 53のDNS設定画面から追加する手順をご案内します。
画面や名称は変更される場合があります。不明な点は公式ヘルプもあわせてご確認ください。
入力する値
| ホスト名(名前) | 空欄、または @サブドメインではなくドメイン本体に設定します。空欄でドメイン本体を表す事業者と、@ と書く事業者があります。 |
|---|---|
| 種別(タイプ) | TXT |
| 値 | v=spf1 include:_spf.google.com ~allinclude: の部分は利用しているメールサービスによって変わります。診断結果に、判定したサービスに合わせた値が表示されます。 |
値の例はあくまで例です。あなたのドメイン用の値はSPFの診断で確認できます。
SPFで間違えやすい点
1つのドメインに2本以上作らない
SPFレコードが2本以上あると、受信側は評価を打ち切って認証を失敗させます (RFC 7208 §4.5)。送信サービスを追加するときは、新しい行を足すのではなく、既存の1本に include: を追記してください。
既存のTXTレコードを消さない
ドメイン本体には、検索エンジンの所有権確認など別のTXTレコードが入っていることがあります。SPFを追加するときに置き換えてしまうと、そちらが失われます。TXTレコードは複数あってよく、SPFとして扱われるのは v=spf1 で始まるものだけです。
末尾の all を省略しない
記載されていない送信元をどう扱うかは all で示します。省略すると受信側に判断材料が伝わりません。運用中のドメインでは ~all から始めるのが安全です。
設定手順
ホストゾーンを開く
Route 53コンソールで「Hosted zones」から対象ドメインを開きます。
画面キャプチャは準備中ですNSの一致を確認
ゾーン内のNSレコードが、実際にドメインに設定されているネームサーバーと一致しているか確認します。
画面キャプチャは準備中ですレコードを作成
「Create record」でRecord name・Record type・Valueを入力し、「Create records」を押します。
画面キャプチャは準備中です
Amazon Route 53でつまずきやすい点
- 同じドメインのホストゾーンが複数存在することがあります。レジストラのNSが向いている方を編集しないと反映されません。ゾーンのNSレコードと、ドメインの実際のNSが一致しているか確認してください。
- TXTの値はダブルクォートで囲む必要があります。囲み忘れると保存時にエラーになります。
- 255文字を超えるTXT (DKIMの公開鍵など) は、複数の文字列に分割してスペースで区切ります。
設定先のUI
Route 53 → Hosted zones → 対象ゾーン → Create record